個別株の移管手続きをやってみた
私は複数の証券会社に口座を保有していて、メイン用、積立用、配当狙い用、IPO用等々分けていたりするのですが、同一銘柄のものが複数証券にあったりしましたので、ひとつの証券会社に纏めようと、株式の移管をやってみることにしました。
個別銘柄の出庫と入庫
今回、移管元となったのはGMOクリック証券です。あまり理由が思い出せないのですが、ここにJT株が100株程ありましたので、それをメイン用のSBI証券に移管することにしました。ちなみに特定口座ですので、特定口座間の移管になります。
まずはGMOクリック証券から出庫手続きをします。
大体の証券会社でもそうですが、出庫手数料は無料です。
GMOクリック証券が優れているなあと感じたのは手続きが全てWeb上で完結することです。よくあるのが、「口座振替依頼書」あるいは「特定口座内上場株式等移管依頼書」を請求又はダウンロードして、郵送で申し込みをしなければならないのですが、これが結構面倒くさくて、移管しない方も多いのではないかと思います。
あとは、手続き画面で、銘柄と株数及び移管先(今回はSBI証券)の口座情報を入力するだけです。
- 証券会社名
- 部支店名
- 部店コード
- 部支店の所在地
- 口座番号
- 口座名
- 機構加入者コード
- 加入者コード(21桁)
4営業日程で、移管先のSBI証券に反映されていました。こちらの入庫手数料も無料です。思ったより簡単に手続きできました。
まあ、複数の証券会社で同一銘柄を保有していることの方がレアなのかもしれませんけどね。
各証券会社の個別銘柄の入出庫方法
GMOクリック証券はWebで完結しましたが、他の証券会社はどうなっているのか気になりましたので、調べてみました。
基本的に入庫・出庫共に手数料無料のようです。
出庫はやはり郵送手続きが多いです。
郵送手続きが必要なネット証券会社(出庫)
Web手続きが可能なネット証券会社(出庫)
こうみると、最大手のSBI証券とか、Web手続き可能にして欲しいところですね。
投信の移管手続きは手数料が発生する
個別銘柄については各証券会社共に手数料無料となっていたりしますが、投信については、出庫に関して手数料が発生するようです。
GMO証券に至っては投資信託の移管(入庫・出庫)不可になってます。
出庫手数料が1銘柄3,000円(税抜)
出庫手数料が1銘柄5,000円(税抜)
- カブドットコム証券
投信の移管は注意が必要ですね。やるならキャンペーンとかで手数料無料の時期にすべきでしょう。はじめから一つの証券会社で買えって話ですけども。
さいごに
今回、はじめて株式移管をしてみましたが、よくよく考えると、用途別に証券会社の口座を保有しすぎのような気がしてきました。
売買手数料も各社そんなに大差がなくなって、あとは各自の好みとかツールの使いやすさとかになってきますし、口座の断捨離をすべきなのかもしれませんね。