DMM.com証券が米国株の取引手数料を無料化
最近、国内のETF/REITの信用取引手数料や投信の購入手数料を無料にするとか色々と手数料無料化のニュースが出ていましたが、ついに米国株の取引手数料も無料にするところが出てきました。
DMM.com証券が米国株式取引手数料を完全無料化に
DMM.com証券が米国株の取引手数料を2019年12月9日(月) 23時30分以降の約定分から無料化するとの事です。
米国株取引手数料の無料化に関しては、大手ネット証券のマネックス証券あたりがやって、また楽天証券、SBI証券が追随する流れになるのではと思っていましたが、DMM.com証券が先陣を切るとは予想していませんでした。
今までの手数料は他ネット証券と同様に1約定ごとに約定代金の0.45%(税込0.495%)(上限20ドル)でしたが、これが無料になります。なかなかインパクトでかいですね。
ちなみにDMM.com証券が取り扱っている銘柄数(2019/12/05現在)は以下の通りです。
有名どころの銘柄は押さえてありますので、それなりに使えそうです。
大手ネット証券は追随するのか
こうなりますと、次に無料化するのはどこかということに興味があります。
最終的にはマネックス、楽天、SBIの3社共に無料化せずにはいられないとは思いますが、まず最初に対抗してくるのはどこでしょうかね。
SBI証券は後出しジャンケンが多いですから、最後でしょうか。
DMM.com証券は円貨決済ですので、楽な面もあれば、配当金も円転されるので再投資するにも手数料がかかります。あと、為替手数料は無料化しているわけではありませんので、次は為替手数料勝負になるんでしょうかね。
利用する側からすれば、手数料無料化の方向はいい流れではありますけど、証券会社にしてみれば、どこで利益を得ていくのかが今後問題になっていきそうです。