セミリタイアもどきの中年ニートブログ

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2018年よりセミリタイア中。50過ぎ独身男の備忘録

1,000万円以上の管理について

資産管理

預貯金等の金融資産が1,000万を超えてきた場合、どう管理していくべきでしょうか。

色々な方法が考えられますが、元本保証を前提とする場合について、ざっくり纏めておこうと思います。

銀行口座(預貯金)で管理

まずは預貯金で対応する場合を考えます。

1,000万以上は補償されない?

1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息等がペイオフの対象となっていますから、大きく2通りの方法が考えられるかと思います。

 

よく聞くのが複数の銀行に分けて預金しておく方法。

こちらは結構やっている方も多いのでは。

 

もうひとつがペイオフ対象となるのは利息がつくもの、通常の普通預金、定期預金、財形貯蓄などであり、利息の付かない決済用預金、当座預金は全額保護されますので、一般の個人では決済用預金にしてしまう方法。

決済用預金ですと、金利は付きませんが、1金融機関で済みますし、管理が楽にはなりますね。

まあ、最近あった不正出金とかあると、一気にやられる可能はありますけども。。。。

 

ちなみに金融機関により決済用預金は色々な名称になっています。

 

また、ネット銀行だと決済用預金を取り扱っていなかったりしますから確認は必要です。例えば以下の銀行などは決済用預金は取り扱っていません。

証券口座で管理

次に証券会社の口座で有価証券と共に預り金として管理をする場合を考えます。

基本的には全額保護

基本的には有価証券・預り金は金融商品取引法で分別管理が義務付けられていますから、全額保護されます。

ちなみに、信用取引先物取引及びオプション取引等の未決済建玉及びその評価益は補償対象とはなりません。

分別管理されていない場合は?

万が一分別管理がされていない証券会社(あるのかな?)が破綻した場合は、「日本投資者保護基金制度」によって顧客の資産は1人につき1,000万円まで保護対象となる仕組みになっています。

大手はそんなことはないと思いますけど、一応そういう仕組みになっていることは頭の片隅にでも入れておいた方がいいかも。

楽天のマネーブリッジとかSBIのハイブリット預金とか

使い勝手はいいですが、楽天銀行楽天証券での連携(マネーブリッジ)やSBI証券住信SBIネット銀行での連携(SBIハイブリット預金)なんかはペイオフ対象になりますから、敢えて、連携させないでおくという方法もあるでしょう。

その他

個人向け国債

証券会社・銀行等にかかわらず、個人向け国債を一部買っておくって手もあります。

個人向け国債ならその金融機関が破綻しても国が元本と利息を補償していますから、一番安全なのかもしれません。

タンス預金

たまに数千万を盗まれたって事件がありますから、結構、タンス預金している方も多いんでしょうかね。

個人的には怖くてできませんけど。

心配し出したらキリがないですけど

最近、SBI証券でも勝手に株式売却して、不正に出金されたという事件がありましたから、証券会社だから安心とはいえないでしょうし、色々心配し出したらキリがないんでしょうけど、自分で対応できることはやっておくべきなんでしょうね。

分散しすぎると管理が面倒になるので、どこまでやるかですけども。