仮想通貨(暗号資産)の値下がりの原因
ビットコインに代表される仮想通貨(暗号資産)が最近、値下がりしています。
ビットコインでいうと、つい最近までは1BTC：100万を超えていましたが、現在(2019/10/24)は80万程度まで下がってきています。2番手のイーサリアムも1ETH：2万円程度だったものが、1万7千円割れです。
仮想通貨の値下がりの原因
ここのところ、仮想通貨全体が急激に下げてきたなあと感じていたのですが、原因はこれのようですね。
代表的な暗号資産（仮想通貨）ビットコインの価格が急落している。情報サイトのコインデスクによると、日本時間23日夜に一時1ビットコイン=7500ドルを下回り、約5カ月半ぶりの低水準をつけた。米グーグルが同日、量子コンピューターを使って複雑な計算問題を極めて短時間で解いたと発表し、ビットコインのセキュリティが機能しなくなるとの懸念が売りを招いているようだ。
量子コンピューターとビットコインを巡っては、従来から海外インターネットメディアなどの間で議論を呼んできた。量子コンピューターが実現すると、保有ビットコインを守るパスワードにあたる「秘密鍵」を公開情報から解読できてしまう可能性があるという。暗号化して安全に送金するという仮想通貨の基幹技術が崩れることになる。
Googleの量子コンピュータのニュース自体は知っていたのですが、なるほど、そういうことだったのかと納得しました。連想不足でした。
このあたりは、次々と新しい技術が開発されますので、いたちごっこになりそうです。
仮想通貨の行方
今回、急激な下げですし、実際、仮想通貨技術を脅かすことになるかも分からないですから、これは買いかもと思い、ほんの少し、遊び程度でETHを購入しました。
1万7千円前後で買って、2万円ぐらいに戻したら売りのイメージですが、暫く、放置です。
Facebookが来年発行を予定している仮想通貨リブラも雲行きが怪しくなってきていますし、仮想通貨業界の明るい話題はあまりないですね。
ただ、全くなくなるというのも考えづらいですし、適宜チェックはしていきたいと思っています。
