セミリタイア時の現金比率はどうすべきか
先日、派遣会社に登録したことにより、ちょこちょこ案件の紹介があるのですが、まだ、決めかねている今日この頃です。
さて、タイトルにもある通り、セミリタイア時における資産配分、特に現金比率をどうすべきかを考えています。
現金比率が低下してきた
収入がない中、投信積立等は続行している為、就労していた時に比べ、現金比率が徐々に低下してきています。
もともとは所謂、生活防衛資金として2年分ぐらいの現金があればいいかと考えていましたが、これはあくまで給与所得(定期収入)がある場合と思いますので、セミリタイアには2年分は少なすぎる気がしています。
勿論、フルポジで投資して必要な分だけ、取り崩しという考え方でもいいとは思いますし、資金効率を考えるなら、それがベスト回答なのかもしれませんが、小心者の私としてはそれでは暴落時にメンタルがやられるような気がして、躊躇してしまいます。
他のセミリタイアの人たちはどうしているのか
ポートフォリオを公開しているセミリタイアの人達の現金比率をみると、ほんと人それぞれで、フルポジで現金がほぼない人もいれば、7割以上も現金保有の人もいたりします。なんとなく、資産が多い人程、現金比率が高いような印象です。
まあ、資産が少ないと株式投資等で運用するしかないというのもあるでしょうね。
人によりリスク許容度が異なる
若い頃はフルポジに近いことをやっていましたが、リーマンショックで一時的とはいえ、資産が半分になりましたし、急激な資産減で、メンタルがやられました。
それまではお金に対する執着心はあまりないと思っていましたが、いざ激減すると精神的にダメージをくらいました。
これは実際になってみないとわからなかったところなので、いい経験にはなったとは感じていますが、あの時より年を食いましたし、なにせ定期収入がありませんので、余計に慎重になるべきだと考えています。
実際どのくらいの現金を持つべきか
では、実際どれくらいがいいのでしょう。
1~2年はあっという間ですし、軽く働くにしてもやっぱり5年分ぐらいは持っていた方が安心ではあります。年間支出を200万とすると、1,000万円ぐらいでしょうか。
5年あれば、景気低迷で株式が暴落しても回復する可能性も高くなります。
但し、過去のバブル崩壊だと回復するまで20年ぐらいかかりましたので、日本株式の比率が高いともう少し積み増ししておく方がいいかもしれません。
色々検討した結果、現時点では1,000万~1,500万ぐらいをネット銀行の定期等で運用していくのがいいのかなと思っています。ポジション調整をする場合にどれから売却していくかはまた悩むところです。
定期収入があれば、もっと現金が少なくても問題ないと思いますので、やっぱり定期収入は必要だなあと感じています。