いずれ財産税が導入されるのか?
幻冬舎ゴールドオンラインに興味深い記事がありました。
所謂、財産税についての導入シナリオでした。
最近のマイナンバーに関する記事といい、なんとなくイメージしている内容でしたので、納得する方も多いのではないかと思います。
財政赤字の圧縮を目論む政府が描いているシナリオ
以下、記事内容です。
抜粋して要約すると、以下のような感じでしょうか。
- 今のアベノミクス政策はインフレ政策であるから、失敗するとハイパーインフレになる可能性がある。
- インフレ政策が失敗する場合に備えて、マイナンバー制度の導入と新札切替をすることにより、個人資産の把握をしようとしている。
- ハイパーインフレになる前の策として『財産税』導入が考えられる。
- 税負担が重い富裕層にとってもハイパーインフレより「財産税」の方がマシ
- 『財産税』導入により国家財政が一気に健全化し、購買力が下がるのでインフレが沈静化する
財政悪化に関しては色々言われていて、全く問題ないという方もいれば、危ないという方もいますよね。単純に考えると、借金が膨らみすぎていますし、上記記事内容もあり得るのかなと感じました。
最近、マイナンバー制度の件でもニュースがありましたね。
ちなみに財産税の税率は戦後の財産税税率(超過累進税率)を踏まえて計算されていて、大体以下のような税額が想定されていました。
- 4,000万円以下は無税
- 5,000万円なら290万円(実質税率5.8%)
- 1億円なら2,740万円(実質税率27.4%)
- 2億円なら8,640万円(実質税率43.2%)
- 10億円なら6億5,640万円(実質税率65.6%)
超富裕層にはきつそうです。でも超富裕層は少ないでしょうから、一般大衆には受け入れやすいのかもしれません。1回限定での実施になるのでしょうけど、混乱必至ですね。セミリタイア組にもダメージ大きそうです。。。。
個人の対策はあるのか
インフレに備えて、現金ではなく株式を持てとか金を保有しろとか色々言われたりしますけど、実際のところ、財産税が導入されれば、全て課税対象になるでしょうし、ハイパーインフレにでもなったら、もうどうしようもない気がします。
海外で口座を持つとかの選択肢もありますが、国内での外貨預金はあまり意味がないのだろうと思います。
金は細かく保有しても使う際にはバレそうですので、いかに寝かせられるかでしょうか。前段階として預金封鎖されるでしょうから、やっぱり手元に少しの現金は置いておく必要はあるんでしょうかね。
まあ、キプロスにしろ、アルゼンチンにしろ、財政破綻しても皆生きているわけで、なんとかなるんでしょうけどね。(なんとお気楽な。。。)