韓国系のSBJ銀行での定期預金
最近、韓国との対立が激しいですね。
容易には解決できなさそうです。韓国では日本製品のボイコットとかも始まっているみたいですが、日本ではあまりそういったことも聞かないので、日本人の方が冷静なんですかね。
私は韓流ドラマもKポップも興味がありませんし、電化製品もサムスンとかではないので、あんまり韓国とかかわりはないなあと思っています。勿論、食品とか電化製品の内部部品とかが韓国製(韓国産)ということはあるでしょうが。
唯一、関係がありそうに思えるのは資産の一部を預金をしている韓国系銀行のSBJ銀行になります。
単純に利率がいいから利用しているのですが、これも今後どうなるんでしょう。
資産の一部とはいえ、気になりますので、調べました。
SBJ銀行について
2009年9月の開業の外資系銀行では2番目の国内銀行。
韓国の大手銀行の新韓銀行が中心の「新韓金融グループ」日本現地法人になります。
資本金：350億円
信用格付：Ａ(安定的)※1
※1 2018/9に格上げになってます。(BBB＋⇒A）【格付機関：JCR】
預金残高：6,387憶83百万円※2
※2 平成30年度本決算公告より。9末で6,145億38百万円でしたので、順調に増えている感じですね。
ちなみに楽天銀行の預金残高は3月末時点で2兆8,082 億円ですから、それに比べたら規模は小さいです。地方銀行、信用組合ぐらいのレベルでしょうか。
振込手数料：SBJダイレクト使用で月7回まで無料※3
※3 8回目から216円（税込/1回につき）。但し、ジャパンネット/楽天銀行は月3回まで無料。
提携ATM手数料(引き出し)
預入と残高照会は無料です。他のネット銀行に比べてもかなりいい方です。
ただ、ローソン系は対応していないようですので、そこはデメリットです。
定期預金金利
| 預金科目 | 預入期間 | 基準金利 | 備考 |
| 定期預金 | 1週間 | 0.10% | なのかちゃん |
| 1年 | 0.15% | ||
| 2年 | 0.20% | ||
| 3年 | 0.20% | ||
| 5年 | 0.25% | ||
| 定期積金 | 1年 | 0.10% | |
| 2年 | 0.15% | ||
| 3年 | 0.20% | ||
| 5年 | 0.25% | ||
| 100万円上限 定期預金 <ミリオくん> |
1年 | 0.20% | |
| 100万円上限 定期預金 <ミリオくん2> |
2年 | 0.25% |
金利も他の銀行と同じくだんだん低下してきていますが、まだ高い方かなと思います。
1週間定期のなのかちゃんの預入金額はインターネットバンキング:10万円以上/窓口:30万円以上からとなっています。
あとは預入限度額が100万までのミリオくん(1年定期)とミリオくん2(2年定期)でしょうか。こちらも以前ほど、魅力的な金利水準ではなくなりましたが、頻繁にキャンペーンをやっていますので、その時期だともう少し高金利になりますね。
現時点(2019/07/14)でも「ためま初夏！」特別金利キャンペーン(～7/19迄)をやっていますが、それぞれ、0.35％(ミリオくん)、0.40％(ミリオくん2)、0.35％(円定期(3年もの)）ですので、申し込むならそれを狙うのもいいと思います。
安全性はどうか
一番気になるのが、安全性です。
結論からいうと、信用格付けもAですし、預金保険制度（ペイオフ）の対象となっており、万が一の時も元本1,000万円までとその利息等の保護はされますので、安心して良いかと思います。
親会社の新韓銀行は韓国で最大手ですし、新韓金融グループは、韓国証券取引所及びニューヨーク証券取引所に上場しています。時価総額は韓国の金融機関で１位とのことですから、そうそう問題にはならないでしょう。
私が実際利用している預金の種類
私が現在利用しているのは以下の3種類です。
- 1週間定期のなのかちゃん
- ミリオくん
- ミリオくん２
ミリオくんは0.30％、ミリオくん２は0.35％で開設してますので、通常利率と今回のキャンペーン利率の間ぐらいということになりますね。
どちらにしても最大で100万円までですので、大したことはありませんが、小銭稼ぎ程度にはなります。
現在、1週間定期は利率が0.1％となり、楽天銀行の定期と同じ（マネーブリッジ利用）ですので、利率だけみると優位性はありませんが、すぐに全額引き出すことも考えてはいません。
まとめ
SBJ銀行は韓国系の銀行とはいっても、預金保険制度（ペイオフ）の対象銀行であり、ATM手数料・他行への振込手数料を考えた場合、利用する価値はあると考えます。
定期預金についてはキャンペーンの特別金利の時期に申し込みするのがいいかと思います。
韓国系というだけで毛嫌いする方も中にはいるかもしれませんが、そこは割り切って考えてもいいのではないでしょうか。
