フルインベストメントの意味
株式投資等をするにあたり、でフルインベストメントとかフルポジとか色々な用語がありますが、人により解釈が違っているような気がします。
フルインベストメント
投資信託を運用する際に、投資資金のうち、キャッシュ（現金など安全資産）はほとんど持たずに、投資対象の有価証券の組入比率を高い水準に維持すること。
フルインベストメントは、投資対象資産の相場が上昇局面の場合、上昇分の利益をほぼ全て享受できるメリットがある半面、
相場が下落局面の場合、キャッシュの割合を増やさないため、損失額が膨らむデメリットがある。
上記の説明どおり、元々は投信用語でキャッシュポジションを持たずに株式等の投資対象資産だけを持つことですね。投資信託ですから、その資金は全額投資用資金ということになります。
個人投資家における解釈の違い
フルインベストメントというと、全資産のうち、所謂生活防衛資金を除いた分を全て、株式等に投資するイメージがあります。私もそう理解していました。
ただ、投資関係のブログ等を見ていると、どうやら人によって解釈が違っているようです。あくまでも投資用資金分を全額投資しているという意味で使っていたり、生活防衛資金なんてなくて、ほんとに持っている資産全てを投資に回していたり、色々なパターンがあります。
以下はイメージです。
特に有名な個人投資家の方の多くは前者であり、総資産が多いこともあり、投資用資金以外の部分（現預金等）をかなり保有されていると思われますので、あの人がフルインベストメント・フルポジと言っているからとかで、後者パターンにならないように注意が必要かと思います。勿論、それを理解されてやっている方は問題ないですけど。
証券会社への口座開設申込が殺到しているとか
今回の株式暴落で、証券会社への口座開設申込が多くなっているとかいう話をききます。それを聞くと、日本も投資の重要性への理解が深まってきているのかなと感じます。
老後資金2000万円問題の報道も影響しているのかもしれませんね。
確かに今始めるには長い目で見て、凄いいいタイミングだろうなと思います。
短期的にはまだまだ乱高下しそうですし、自分を含め、現在既に投資をしている方は酷いダメージを受けていますけど、10年、20年先を考えたら、チャンスと言えるんでしょうね。
投資するにあたっては個人の考えがありますので、やり方は千差万別でしょうけど、自分に合った方法でやっていくことが大事だとは思います。当たり前ですけど。。。
