米国株取引手数料の各社対応まとめ【2019/12】
DMM.com証券が始めた米国株式取引手数料の無料化ですが、大手ネット証券はどう対応したのかを纏めておきます。
米国ETFの一部買付手数料の無料化
SBI証券及びマネックス証券
SBI証券とマネックス証券は無料化開始日と対象の米国ETFの種類まで一緒です。
2020/1/2の現地約定分より以下の米国ETFの買付手数料を実質無料(キャッシュバック)にするとの事です。
- バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)
- バンガード S&P 500 ETF(VOO)
- バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
- iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV)
- SPDR S&P 500 ETF トラスト(SPY)
- ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
- ウィズダムツリー米国株高配当ファンド(DHS)
- ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド(DLN)
- ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長(DGRW)
まあ、VTとかVTIの買付手数料が無料になるのは喜ばしいことではありますが、全く同じ銘柄って。。。。。
楽天証券
楽天証券も2020/1/6の現地約定分より以下の9銘柄の米国ETFの買付手数料を無料化することの事。
- バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)
- バンガード S&P 500 ETF(VOO)
- バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
- iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV)
- SPDR S&P 500 ETF トラスト(SPY)
- SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF(RWR)
- SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)
- GS MotifデータイノベーションETF(GDAT)
- GS MotifヘルスケアイノベーションETF(GDNA)
- GS Motif金融イノベーションETF(GFIN)
はじめの5つはSBI証券、マネックス証券と同じですが、REITとかゴールドとかを入れてきました。ちょっと考えてきた感じはします。
結局、横並びかな
DMM.com証券とは米国株式の取引方法が異なる(DMM.com証券は円貨決済のみ)ということもあるのでしょうが、大手3社はとりあえず9銘柄のETFの買付手数料無料化を発表してきました。銘柄の差こそあれ、銘柄数及び買付のみ無料化というところまで横並びです。個人的にはVTを買っているので、どの証券会社で買っても無料なのは有難いですけど、ニュース的にはあんまりインパクトはなかったですね。
今のところ、あくまで買付手数料だけが無料ですから、対象のETFの銘柄を拡大するとか個別株を加えるとか、まだまだ手はありそうな感じはします。
どこが仕掛けてくるんでしょうかね。