セミリタイアもどきの中年ニートブログ

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2018年よりセミリタイア中。50過ぎ独身男の備忘録

株式譲渡益課税率はどのくらいを想定すべきか?

私は資産の約50%を株式投資で運用しています。
個別銘柄も売買していますが、大半は全世界株式・債券のインデックスになります。
これらは当分売却する予定はありませんが、
いずれは取り崩しをしていくことになります。

長期投資の場合、含み益が積みあがっている可能性が高いので、売却すると当然ながら税金がかかるはずです。

つまり正確に取り崩し額を考えるなら税金を考慮する必要があると考えます。

ではどれくらいの税率を想定しておくべきでしょうか?

 

2019年現在だと、株式譲渡所得に対する申告分離課税の税率は合計20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)です。

 

ただ、今後もずっと20%のままになるのかは疑問です。
ちなみに各国の税率は以下のようになっています。

 

主要国の株式譲渡益課税の概要 : 財務省

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世界の株式譲渡益課税率

正直、アメリカやイギリスのように段階的課税にしてほしいところですが、まあ、無理でしょう。それよりも上限に近づけていき、少なくとも26~28%ぐらいにはなるだろうと考えています。

上記から、税率30%を想定して取り崩し額を考えればほぼ問題ないのではと思っています。

 

2018年のはじめ頃にも消費税10%の軽減税率分の穴埋めとして、金融所得課税を引き上げる案があるとのニュースが流れていました。
確かあの時で25%にする案だったと思います。
以外に早く引き上げされるのかもしれませんね。

 

あと、現時点の総資産を把握する際にも株式含み資産分に関しては税率を考慮して計算した方がいいと思います。