セミリタイアもどきの中年ニートブログ

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2018年よりセミリタイア中。50過ぎ独身男の備忘録

損出しクロスをしてみました

損出しクロス

今年は株高ということもあり、一部利益確定して譲渡益がありますので、ちょっと早い気もしますが、配当金狙いの含み損銘柄の株を損出しクロスしました。

損出しクロスとは?

年末恒例といいますか、損出しクロス自体は株式投資をしている方にとっては当たり前の知識かもしれませんが、一応説明をしておきます。

 

損出しクロスとは、含み損銘柄を売って損失を確定させ、すぐに同銘柄を買い戻すことです。損失が確定しますので、その分が譲渡益から減算され、結果、支払う税金が減ります。節税といいますか、税金の繰り延べです。

具体的な方法

  1. 寄り付き迄(8:59迄)に現物を成行で売り注文。
  2. 同じく、寄り付き迄(8:59迄)に同銘柄を同株数分、成行で信用買い注文。
  3. 翌営業日に信用買い分を現引き。

手数料がかかりますが、これで同額で保有できることになります。

ちなみに今回、日本郵政(6178)を損出しクロスしました。

心理的にもメリット

完全に気のせいでしかありませんが、含み損の銘柄が減りますので、ポートフォリオの見た目が良くなり、精神的には楽になります。

まあ、損出しクロスしてから、さらに下落するとまた含み損になりますけども。。。。

実際、日本郵政(6178)は現在のところ、下落気味です。。。。

 

利益確定額及び受領した配当金合計の金額にもよりますが、相殺できるものはしておいた方がメリットが大きいかと思います。

注意点

一応注意点として、最近は保有期間による優待が多くなってきていますので、そういった銘柄(例えば、JTとか)は損出しクロスしない方がいいと思います。保有期間が優待獲得条件に満たなくなる可能性があります。

 

 

あとは仮装売買に引っかかる可能性がありますが、基本的に普通の個人投資家が売買する株数なら問題はないでしょう。注文する際に仮装売買と判定される恐れがありますとの警告が出たりしますので、ちょっと気にはなりますけどね。

米国株はどうすべきか

米国株はこの方法が取れません。

一旦、売却して翌営業日に買い戻す手もありますが、一日でどれだけ株価が変動するかですね。あるいは売りと買いを別の証券会社で実施するかですが、管理が面倒そうではあります。米国株もPMとかかなり含み損にはなっていますので、どうしようか考え中です。