SoftBankAirの勧誘にのって失敗した話
先日、ソフトバンクからADSLの終了に伴い、SoftBank Airへの切替勧誘の電話がありました。はじめは全然切替るつもりはなかったのですが、条件を聞いてみると切替えてみようかなという気になりました。
そもそもSoftBank Airとは
念の為、言っておきますとSoftBank Airとは工事不要で置くだけですぐ使える自宅用Wi-Fiのことで、コンセントにさすだけでインターネットができるという代物です。
また、クーリングオフと同じような初期契約解除制度があり、利用開始から8日以内なら契約解除できます。
おうちのでんわとは携帯回線を使うもので、固定電話の電話番号がそのまま使えます。
単独に契約すると月額980円(税抜き)ですが、SoftBank Airと同時契約ですと月額500円(税抜き)になります。
尚、現在の固定回線の電話番号はNTT側で休止となりますので、ADSLとは併用できません。
SoftBank Airに切替ようと思った理由
SoftBank Airに切替ようと思った理由は以下の通りです。
- ADSLからの切替の場合、今なら優遇措置として1年割引ではなく、5年割引になる。
- SoftBank Air速度情報（住所別下り最大通信速度）を確認したところ、260Mbps程出るようなので、現在の30倍以上早くなる（はず）。
- 上記を踏まえて固定電話もおうちのでんわにした場合、合計すると千円ちょいの差でしかない。
機器が到着したので速度計測してみた
1週間後、機器が到着。
まずはSoftBank Air。
こちらがおうちのでんわ。
早速、繋いでみて、速度計測をしてみました。
12Mpbs。。。遅い。。。260Mpbsの1/20以下。。。
17時半ぐらいでしたが、現在のADSLですと特に時間帯関係なく、7Mbpsぐらいです。ベストエフォートとはいえ、遅すぎます。
まあ、でも時間帯もあるというしなあと、夜に再度計測。
午後9時過ぎ。
2.7Mbps。。。。ありゃ？
何度か、速度計測し直すも、よくて2.7Mbps、2Mbpsを切ることもありました。
だめだこりゃ、と思いましたが、念のため、翌日朝にも計測してみることに。
翌午前7時。
17Mbps。。。なるほど。
夕方以降は現在のADSLの半分以下のスピードで、朝でも2倍程度。
固定電話代が減るとはいえ、合計で千円以上も高くなるので、私にはあまりメリットがなさそうです。
せめて50Mbpsぐらいだったら、迷うところでしたが。。。
Airは確かになんの設定もせずに繋がりますので、便利なのは確かですけど、繋いでみないと実際の速度が分からないのが、難しいところです。立地条件等にかなり左右されるのでしょうけど、100～200Mbpsぐらいなら、ありかなとは思いました。
サポートセンターに解約手続き依頼
今回はあきらめて、サポートセンターに解約の電話。
待ち時間が長かったこと以外は特に問題なく、解約手続きできました。
機器については引き取りの手配をするとの事でした。
おうちのでんわは受付が別らしく、電話をまわしてもらい、同じように解約手続きをし、こちらも引き取りの手配をしてもらいました。
NTTの電話番号の切替(休止)はしていなかったので、ADSLはそのまま使えるようです。
引き取り希望日を聞かれましたので、どちらも同じ日がいいと思い、直近の午前中にしました。
特にこちらが支払う料金はないとの事でしたので、箱詰めをして、すっかり終わった気になっていました。
まさかの事態
機器引き取り日当日。
午前中に引き取りに来ません。。。。
まあ、これはソフトバンクというより運送会社都合でしょうけど。人手不足なんでしょうかね。
午後2時半、流石に遅すぎると思い、サポートセンターに電話してみようと思っていたところ、やっと運送会社の方がやってきました。
着払いの受付伝票を渡されたのですが、1枚だけしかなく、引き取りは1つしか受けていないとの事。
宛先がモデム係となっているので、Airなのかおうちのでんわのことなのかわかりません。
ソフトバンク経由の集荷ですから、こちらはどっちのことかわかりませんので、伝票番号をもとにソフトバンクに確認して、改めて集荷してもらうことになりました。
サポートセンターに連絡して、伝票番号を確認すると、どうやら、集荷しにきたのはSoftBank Airの方のようです。おうちのでんわのサポートに回してもらい、確認すると、なんとキャンセル手続きはしているが、集荷は手違いで依頼していなかったとの事。。。。
おうちのでんわは後日、集荷してもらう手続きをしました。
そのあと、運送会社に連絡して、SoftBank Airの再集荷をしてもらいました。
さいごに
集荷依頼したら、伝票番号とかメールで知らせてくれればいいのにとか、宛先にはモデムではなくて、はっきりとSoftBank Airと記載してくれればいいのにとか思いましたけど、手際とかを見ると、あんまりクーリングオフを想定していないのかなとも感じました。
ADSLはあと数年は使えるはずですし、当初の予定どおり、最後までそれにして、あとは別の光とかWiMAXとかにしようと思います。
結局、問題はメールアドレスだけなんですよね。
ずっとybbのメールアドレスを使用して、色々なIDにもなっているので、それをどうするかを考える必要があります。Gメールで充分なんですかね。
SoftBank Airがどんなものなのかを試せたことは良かったのかな。
【追記】
後日、引き取りに来たおうちのでんわの着払いの受領証を見てみたら、
宛先がSoftBank Airと全く同じモデム係となっていました。
届先住所も同じ(江東有明物流センター気付)ですので、SoftBank Airとおうちのでんわを同日に引き取り依頼するのはあまりおすすめできません。(ソフトバンクからは受付の伝票番号を事前に知らせてくれませんので、別日にした方が間違いがなくてよいと思います。)
SoftBank側も伝票毎に品物を確認していると思うのですが、このあたりの仕組みが良く分かりません。
