セミリタイアもどきの中年ニートブログ

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2018年よりセミリタイア中。50過ぎ独身男の備忘録

自作の小屋で暮らそうを読みました

読書

高村友也さんの『自作の小屋で暮らそう-Bライフの愉しみ-』を読みました。

結構、有名な本みたいですね。

本の内容はタイトル通り、小屋を一人で建てて、暮らしていく過程が詳細に書かれていました。

サブタイトルのBライフというのは本文から引用すると以下のようなことらしいです。

Bライフとは、安い土地でも買って適当に小屋でも建てて住んじゃおうという、言ってしまえばそれだけのライフスタイルだ。

~中略~

Bライフは、筋金入りのサバイバルでもなければ、自給自足やDIYにこだわるものでもないし、 スローライフエコロジーライフ、ナチュラルライフなどというものとも違う。「金はなくとも心は・・・・」といった類の根拠の無い貧乏賛歌でもないし、「働かない」とか「もうリタイヤ」と決め込むわけでもない。働きたくなったら働けばいいし、「そこ」でゴロゴロしていてもいい。「そこ」に帰ってくれば最低限の生活が保障されている。でも最低限だから維持費なんて全然かからない、そんな自分だけの安全地帯を、低予算で、しかも完全に独力で構築する。

BライフのBはBasicのBで、必要最低限の生活ということですが、実際に一人で山梨の雑木林の一画に土地を購入し、独学で小屋を建てて、住んでしまうという実行力・行動力が、並外れていて、単純に凄いことだと思いました。

月の生活費は2万円。水は近くの小川を利用し、水道代は0円、電気は太陽光発電で0円。食費は1日300円。年金は全額免除、健康保険は7割免除。

年間25万もあれば、生活可能との事。

また、下水道条例や税金・社会保険の減免や建築基準法の記載があったりして、そのあたりの法律等も勉強になります。

読んでいて、自然の中での自由な生活に憧れはしましたが、流石に実践するのは難しそうです。高村さん自身も現在は小屋も一つの拠点で東京をはじめ点々としているようですね。

それでも読み物としては大変面白い一冊です。

 

高村さんこと寝太郎ブログによると、現在はウーバーイーツで稼いでいるみたいですね。

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