隠れ優待銘柄の貸株でやらかした
保有している株式を証券会社に貸し出す制度である貸株ですが、やらかしてしまったようですので、反省の意味を込めて備忘録として残しておきます。
貸株は各証券会社で優待優先や配当優先の仕組みがあり、権利確定日には一旦、貸株から出庫して、自分の名義になるようにはなっています。
各証券会社の貸株サービス状況
証券会社 | 株主優待優先 | 配当金優先 |
---|---|---|
SBI証券 | 〇 | × |
楽天証券 | 〇 | 〇 |
カブドットコム証券 | 〇 | × |
マネックス証券(※) | 〇 | 〇 |
松井証券 | 〇 | 〇 |
GMOクリック証券 | 〇 | × |
配当金優先がないものは配当金相当額が証券会社より入金されますが、雑所得扱いです。私は上記証券会社全てに口座を保有していますが、今回やらかしてしまったのはSBI証券で貸株をしていたユニバーサルエンターテインメント(6425)です。
ユニバーサルエンターテインメント(6425)はパチスロメーカーで、最近ではフィリピンでのカジノ事業が注目されている会社です。
もう何年も保有しているのですが、SBI証券で貸株金利が0.5%という通常よりいいボーナス金利に当該銘柄が選定されていた為、貸株に申し込んでいましたが、それをすっかり失念していました。
暫くして、ツイッター等で、ユニバの優待が来たとのツイートを見かけるようになり、ここではじめて完全にやらかしたと気が付きました。
ユニバは公式な優待ではなく、所謂、隠れ優待銘柄ですので、貸株で優待優先の設定をしていても、解除されません。
確かに配当金通知がないなあと思っていましたが、履歴を確認してみると、配当金相当額が入金されていました。
保有理由は優待目的ではありませんが、なんだか損をした気分です。
楽天証券や松井証券であったなら、今回のようなことは避けれたのかなと反省しています。一応、SBI証券は私のメイン口座なので、こまめに貸株の設定と解除をやればいいのでしょうが、ちょっと面倒ではありますね。
長期保有や継続保有が条件の銘柄もありますので、貸株自体にも注意が必要ですね。
次回には気をつけようと思います。
あと、各証券会社の口座に色々分散して保有しすぎなのかもとも思いますので、こちらも整理等を考えていこうと思います。